後継者として絶対に必要な5つのスキル PART3
「②話す能力」について説明します。
社会的な地位が向上するにつれて、誰しも人前で話す機会は増えていきます。
ましてや企業のトップとなれば、社内外で話す機会は飛躍的に増えます。
それも大勢の前で話をしなければならないケースや来賓で招かれた式典や
会合、結婚式などの冠婚葬祭の場面でも「話す」ことを当たり前に要求されます。
当然、緊張もするのですが、それでもやはり話すことからは逃げられません。
話すことは自身の考えや想いをアウトプットすることです。
いくら勉強して考えていてもアウトプットが下手であれば伝わりません。
トップが話下手では対外的な信用にも関わってきます。
折角、社員の前で訓示を行っても伝わらなければ何の意味もありません。
話す能力を高めていく為には日々努力が必要なのです。
世の中には各種の「話し方教室」がありますので、自発的にそのような教室に
通って話す能力を磨くことは素晴らしいことですが、誰でもできる話しが上手く
なる方法があります。
それは「場数を踏むこと」です。
そんなことなら誰でもできると思われるかもしれませんが、「場数=経験」
であり、ある程度のレベルまでならば経験を積むことで
上達をするのです。
さらに話が上手い人は
➀5W1Hを意識して話す。
②顔の表情を意識して話す
③早口にならずに話す
④手足の動作を交えて話す
ということが自然に出来ているのです。
基本的には話すことは毎日できます。毎日できることですから、訓練も
毎日できるのです。
要は話すことを意識するか無意識にするかの違いだけで話す能力は
格段に成長するのです。