時間の使い方
確認するまでもありませんが、一日は24時間です。
この事実はお金持ちも貧乏人も国籍の違いも大人も子供も
分け隔てなく平等に与えられた時間です。
しかしながら、平等に与えられた時間をいかに有効に活用するか
どうかということで、人生において豊かさや貧しさといった差が生まれて
しまうのです。
経営者にとって、時間はまさに「時は金なり」です。
時間さえあれば、生産性の高い仕事の出来る人は益々豊かになっていきます。
同時に時間さえあれば、様々なことにもチャレンジできる権利は
持っているのです。
仕事の出来ない人の特徴的なことは休息やプライベートの時間を使うことが
下手なことです。心身ともに健康でなければ仕事の効率はあがりませんし、
プライベートの時間を確保できないのは結果的に豊かにはなれないのです。
時間を使うということは時には「ボーっ」としている時間や睡眠の時間も含めて
24時間というタイムスケジュールにぎっしりと埋めていく作業です。
特に忙しい経営者は移動の時間を実に効率よく使用しています。
睡眠に使う人もいれば、読書や音楽・映画を楽しむ時間として使ったり
できます。
そして、現代ではスマートフォンさえ持っていれば車や電車での移動中に
書類の決済や書類作成の仕事だって出来てしまいます。
通信手段が脆弱であった昔のことと思うとデレワークでの仕事も当たり前の
世の中ですから、忙しい人ほど会社のデスクに不必要に座っている必要は
ありません。空いた時間を敢えて作って人に会っているほうが、仕事も
上手くいくものです。
ITの進化により働き方は変化していなければ、時間を無駄に使っている
ことになります。
後継者がトップになった時に時間の使い方が下手であると必ず、
会社内で何かしらのトラブルが発生します。
本来ならば、トップになる前に時間を使い方を正しく学んでおかなければ
なりませんが、なかなかそれが出来ないのも現実です。
特に社業だけでなく、経営者の団体や地域や業界団体の仕事もこなして
いくには単に社業だけしっかりできるだけは乗り越えられません。
時間の使い方もうまくなるにはある程度の経験がものを言いますが、
まずは頭の中で時間の使い方を意識しなければ、本当に無駄な
時間をただただ費やしてしまうだけなのです。